マレーシアでの食卓事情

マレーシアには、日系のデパートも普通にあるので、割高ではあるけれど、日本の食材が割と手に入り易い上に、地元で売られている食材も日本の食材と似通っているものも多々あるので、ほとんど日本と変わらない食卓をこちらで再現する事もそう難しい事ではありません。

我が家の様に、幼い子供が居る我が家にとっては、この点は凄く有り難いです。 同じ米文化である事もあり、お米の種類も凄まじく多いし、日本で主流の粒が小さいお米ももちろんあります。

尚、マレーシアの粒が長いお米に関しても、日本人の口にも合うのでは?と私は思います。 実際、我が家で使っているお米は、「ジャスミンライス」と呼ばれる、香り付きの粒が長いタイプです。

ジャスミンライスは比較的値段も安くで手に入るので、水を通常より多めに入れたり、浸す時間を長くしたりするなどの、ちょっとした工夫で、美味しいご飯が炊けますから、大変重宝しています。

ただひとつ、不便に思う事と言えば、やはり「豚肉の購入が面倒」という点です。 宗教上の理由から、マレー人は豚肉を食べませんから普通のスーパーには豚肉は並べてありません。

また、ベーコンやハムなどの豚肉加工品も置いてないです。 さらに、豚肉が使われている調味料やレトルト、インスタント食品なんかも置いてないという、徹底ぶりです。

ですから、豚肉は、専用のブースがスーパー内に個別に(隔離されて?)設置されていたり、全く別の場所に酒類と一緒に売られていたりしているので、手間がかかるんです。

そして、レジも全く別口になっているなど、面倒で厄介な上に、値段も高いです。 ですので、一度に沢山買って冷凍保存するのが我が家でのやり方となっています。 それ以外の魚、牛肉、鶏肉は、普通に買えます。

調味料は、日本よりも格段に多い様な気がします。タイ、マレーシア、インド、中国、韓国など様々な国のものがあります。

また、豆腐、多種類の麺、醤油、缶詰類、冷凍されたカット野菜は、どこででも手に入ります。お菓子等の種類も豊富で面白いです。

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