娘の進路を考える

我が家には今年小学校に上がる娘がいます。 現在はローカルの保育園に毎日楽しく通い、英語もそこそこに覚えて上手に話したり英語のテレビ番組を見て笑ったりする事も増えました。

そんな娘が小学校に上がるとなった時に迷ったのが進学先。日本人小学校か、それとも現地のインターナショナルかで迷いました。 この先、日本に帰る可能性が少しでも残っているのならやはり日本の教育を受けていた方が無難。でも、現時点で将来的に日本に帰ろうとは思っていない我が家。

尚、例え娘がインターナショナルに通い、様々な学科を英語で学んだとしても別段困る事はなさそう、とも思いました。 そんな中、一番の決め手となったのはやはり学費でした。

日本人小学校も一応マレーシアではインターナショナルスクールに位置付けされています。 ですから日本人以外の人種の子が入学する場合にはそれなりに厳しい規定が設けられているんですね。例えば、特別入学金と言う名目で高額の入学費が必要になったりします。

その点、日本人である私の娘が入学するにあたっては、かなりハードルが低くなります。 その点はやはり有り難い。でも、日本で公立の小学校に入学する事と比べるとはるかに学費がかかるのも事実。

例えば、入学金として2000リンギット(約6万円)の支払いが義務付けられていますし、月々の学費も800リンギット(約24、000円)前後必要です。 日本文部科学省から認可を受けてはいるものの100パーセントの補助を受けている訳ではないというクアラルンプールの日本人学校。

毎月の学費などが現地の日系企業からの寄付で成り立っているという事実を聞けば、仕方ない出費だなとも思います。 それに何と言っても日本の高いレベルの教育をマレーシアに居ながら受ける事ができるというのは、親としても有り難い話。

「いくら英語が堪能でも、掛け算が苦手」と言う大人にはなって欲しくないです。 実際に見学した感じも大きな建物と広大な敷地に圧倒されつつも、通っている子供達を見る限りでは、マレーシア独自ののんびりとした空気が活きている様な気もしました。

日本のしっかりとした教育をマレーシアの時間の流れの中で受けることができるというのは、ある意味、非常に有り難い事なのかもしれないと思う今日この頃です。

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