勉強が中心のカリキュラム

日本人学校幼稚舎での体験入学を終えた後、次の選択肢を捜していた時、たまたま、私達が借りている家の大家さんも、娘と同じ年の息子さんが居ると言う事で、ローカル幼稚園の情報をくれたんです。

しかも、家からそう遠くない場所にあったので、早速連絡を取り、娘を連れて出かける事にしました。 到着してみると、そこは、閑静な住宅街の様な場所の一角にあり、普通の住宅を改装して幼稚園にしている、という感じでした。

カラフルな色使いの建物をみて、楽しい雰囲気の幼稚園っぽいなぁ~と、とりあえずは好印象でした。 中に入ってまずは色々な施設を確認。 トイレが洋式かどうか、ランチタイムの場所は綺麗かどうかなどを見ました。

一通り見せて貰って、結構清潔そうだったので、その辺もまずまず。 ただ、教室に至っては、狭い部屋にぎゅうぎゅうに子ども達が入って勉強している様な感じを受けました。

そして、肝心の日々の幼稚園での生活内容。 びっしりと組まれたスケジュール表は、全部勉強!遊ぶ時間なんて皆無であり、長い子は朝8時~夕方5時位まで勉強一色なんです。 さすがにこれには私もびっくり。

私が幼稚園に持つイメージは、勉強はほとんど遊びの延長程度のもので、遊びがメインである、といったものだったので、この幼稚園のスケジュールは真逆と言っていいものでした。

それでも通うのは娘ですし、「勉強と言っても通っている子どもはまだまだ幼い子ども達ですから、黙々と机に向かって勉強するのではなく、きっと歌ったり踊ったりもするだろう」とわずかな希望を胸に、とりあえずは体験入学をさせる事にしました。

この体験入学は娘が慣れるまで何回でも体験してもいいと、有り難い許可を貰っていたにもかかわらず、娘は一回の半日体験で撃沈でした。 話しを聞いてみると、ただただ勉強していただけで、それはそれは、娘にとっては苦痛だったとのこと。 「もう二度と行きたくない」と半泣き状態でした。

ここは、費用的にも日本人幼稚園にかかる費用の半額以下で済むようだったので、その点は惜しい所でもありますが、とても娘が通えるような環境ではないと判断せざるを得ませんでした。 という事でまた、別の選択肢を探す事になったのでした。

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