マレーシアで出会った日本人
マレーシアマイセカンドホームビザ、略してMM2Hとして知られていますが、近年のマレーシアにはこのビザで滞在している方も増加の一途をたどっています。 私が来た頃には、どの人がどんなビザを持っていて…なんて事は全く気になりませんでしたが、色々と知る内に面白いな~と思うようになりました。
マイセカンドホームと言う位ですから、当初、「老後はマレーシアで快適な生活をエンジョイしましょう」的なものかと思っていた私。ですが、 実際には老後の為だけでなく早い内からこのビザを取得して日本とマレーシアを行ったり来たりしている人も多いことがわかりました。
ただ、圧倒的にこのMM2Hを取得する人はシニア層の割合が高く感じられます。そう言う人達を見かける度に「いいな、楽しそうだな~」なんて思います。 おそらく旦那様か奥様のどちらかが英語に慣れているのかな?と思ったりしますが、必ずしもそうではなさそうと思う今日この頃。
実は「英語もマレー語もほとんどわからないけど、毎日楽しんでます」という雰囲気のご夫婦をよく見かけます。 つい先日も現地のスーパーで日本人の初老の奥様が野菜を持ってウロウロされていたんです。「どうしたのかな?」と声をかけるべきか迷っていた私。
そうこうしている内にその奥様は野菜コーナーにいたスタッフの人に野菜を量って貰うのを忘れたため、レジから慌ててやって来たことがわかったのです。こちらは量り売りの野菜も多いですからね…、私もよくやりますからわかります。
でもいくら訴えても日本語では通じない!現地の人に向かって必死に日本語で伝えようと頑張っていたその奥様。結局、勢いのまま「いいの?いいのね?このままでOK?うん、わかった!」と言って、走ってレジの方へ消えて行きました。
そのやり取りを見ていて思いました。 「私にはないバイタリティだな~この位の強さがあるからこそ、マレーシアでの生活を楽しめるんだろうな~」と感じました。
また、クアラルンプール日本人会に行った時にも、楽しそうにお茶会などをしているシニア層の日本人のグループとよく遭遇します。 皆さん本当に元気いっぱいです。活き活きしています。
何年マレーシアにいる事になるかは分からない我が家ですが、私も年を重ねた後も「仲間と一緒に楽しんでいられたらいいな~」なんて思います。
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