病院と保険について

小さい子どもがいる我が家は、いつ何時、子ども達が得体の知れない病気に侵されるかわからない恐怖と常に隣り合わせで暮らしています。 自分達でできる限りの予防策は講じていますが、防ぎきれないことももちろんあるので、かかりつけの病院を持っておく事は必須となります。

ただ、日本の様に自分の住んでいる地域にいくつもの病院があって、すぐにでも駆け込める様な環境があるわけではありません。 病院へのかかり方も日本とは違っていますから、初めの頃は戸惑ったり、腹が立つ事も結構ありました。

マレーシアでは一般的な風邪等にかかった場合には、まず、クリニックと呼ばれる小さな開業医に診てもらいます。我が家も住んでいるコンドミニアムから歩いて5分位で行ける小さなクリニックに診てもらう事にしています。

その後、経過を見て回復の兆しがない場合は専門医に診てもらう事になります。 マレーシアでは外国人である私達。勤務先によって加入できる保険の種類や保険の適用内容が違っているのが少々ややこしいです。

以前、一般的な保険を持っていた時には小さなクリニックでも保険が適用されていました。ですから、どんなに沢山の薬を出してもらったとしても、一回の診察にかかる費用は5リンギット(約150円)のみ。これは助かりました。

また、専門医にかかる場合にも上限こそ決まっていたものの、かなりの負担は軽減できたので助かりました。 現在は主人の勤め先が変更した事もあり、マレーシアの保険は加入できないので外国人向けの任意医療保険に入っています。

この新しい保険では一般開業医であるクリニックの診療費はカバーしない事になっています。ですからクリニックでの一回の診察にかかる費用は大体30~50リンギット(約900円~1500円)を実費で支払う事になります。それでも、十分安いとは思います。

子供だけでなく大人も何かと体調を崩し易いので、医療システムの違う国で生活して行く上では、このような保険の存在は非常に有り難いものとなっています。

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