ポイ捨てについて考える

マレーシアに来て、最初に仰天した事は、道路や路肩、歩道等に山の様なゴミが散乱している事でした。 「ちょっとゴミが落ちている」という状態では無く、「ゴミ捨て場?」と思ってしまう程に、特に歩道や、路肩に大量のゴミが「ポイ捨て」されているんです。

これは、見た目が悪い事はもちろんですが、マレーシア人のモラルをも疑いたくもなります。 しかも、ゴミをこれだけ頻繁に捨ててしまうと言う事は、「ゴミ箱が設置されている場所が少ないのか?」と思いますよね?でも、真逆なんです!

ゴミ箱は、「そこかしこに、これでもか!」って言う位に設置してあるんです。 特に、ショッピングセンターや公共の公園などには、「置き過ぎでは?」と思う程にゴミ箱が設置してあるのに逆に驚かされます。

更なる驚きは、これだけゴミ箱が近くにあるのに、その辺にポイッとゴミを捨てる人の多さ。 我が家は子どもを連れて歩く事が多いです。 特に、ガラスの破片などが散乱している時などには、サンダルを履いて歩く子ども達の事を、かなり気にして歩いています。

更に、放置されっぱなしの残飯などは、悪臭を放っていますし、衛生的にも頂けません。 不思議な事に、道路や路肩の落ち葉を綺麗に掃除している人の姿を見かける事は結構あるのに、ゴミを拾っている人は見かけないんです。

風化する落ち葉を拾うより、風化する事のないゴミを拾った方がいいのでは…?と、その度に思ったりしてます。 5歳になる娘も、この大量のゴミがその辺に捨ててある光景を見た時、少なからず驚いていた様で、どうしてこうなるのか、更には、どうしてポイ捨てをするのか?が気になった様です。

そして、悪臭や危険なガラスの破片が散らばっている場所を歩くたびに、「良くないよね?こんなことしたらダメだよね?どうして、マレーシアの人はこんな事するのかなぁ~」と言います。

この大量のゴミ、娘にとっては反面教師となってくれている様ですが、近い将来、私としてはどうにかして欲しいことの1つでもあります。

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