辛いのが苦手な私でも食べれる料理

マレーシアでは地元の料理を扱うレストランやカフェなどにあるメニューのほとんどが、非常に辛い味付けとなっています。 「これは大丈夫だろう」と思って頼んでみる度、辛すぎて味も何も分からない。なんて事も珍しくありません。

その辛さと言ったら、さすがに辛い物好きの人であっても、ただただ辛いだけで味がないと感じる程です。 尚、私は全く辛い物が苦手なタイプ。嫌いなんじゃなくて食べれないんです。涙が出て来るし、味なんてもちろんわかりません。

そんな私がマレーシアで「これ位なら美味しいな~」と思える程度のピリ辛料理と出会う事が出来たんです。その料理の名前はフライドクイティオ。フライドクイティオは麺料理なのですが、マレーシアでは必ずと言っていい程、どこに行ってもメニューに入っています。

ポピュラー度で言ったらチキンライスに並ぶ程です。フライドクイティオは、独特のソースで味付けしたマレーシア風焼きそばといった感じです。日本にはない味付けなんですが、見た目に反して結構あっさりしていて食べ易いです。

また、味付けももちろんなんですけど、何よりもこの麺が、非常に美味しいんです。米から作られているという麺は、何と言っても食感がたまらない。丁度いい感じの歯ごたえがあって、ソースと具が絡みやすいらしくなっています。

さらに、店によって麺の形状が違うのもまた面白く、ある店では均等に綺麗に切り揃えられていることもあったり、ある店では、「これは麺?」という位に適当にぶつ切りされたような形もあります。しかし、どこの店で食べても美味しい。

しかも、ソース自体はそこまで辛くなく、辛さを足したければチリソースを好みでかけて食べることができるので、辛い物がダメな私にはかなり有り難い料理です。具も貝やエビといった魚介類と、色々な野菜達がふんだんに使われていて、お腹も満たされます。

もちろん、子供も食べれます。我が家では下の息子がフライドクイティオが大好物で、毎回、私と競い合う様にして食べている位です!

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