シナモンをかけたグァバはおいしい

マレーシアでは、宗教上の理由からか口にするものに関しても制限があったりします。 顕著に出ているのは、豚肉禁止、飲酒禁止、という点ですが、その他にも色々とある様で、ベジタリアン向けの商品や加工品などを目にする機会も日本よりも多く感じるのです。

そんな中、多くのマレーシア人の愛するスナック的存在であるのが、多種多様なフルーツ達。 至る所にスナックバーのようなフルーツ屋さんがあり、ショーケースの中に綺麗に切りそろえられたフルーツ達がビニール袋に入れられて置かれています。

面白いのが、よく熟れて甘くなった状態のフルーツのほかに、まだ、熟れていないフルーツも幾つか売っていると言う点。 初めは、「何で食べごろでない状態で、わざわざ売ってるんだろう?」と疑問に思っていました

そこで、実際に試さない事にはわからないということので、熟れていない、青臭そうな「グァバ」を買ってみる事にした所、お店の人に「シナモンかけるか?」と聞かれて更にびっくり。

これまで、フルーツに何かかけて食べると言ったら、イチゴに練乳か、スイカに塩くらいだったので、一瞬、「気持ち悪い」と思ったけれど、「そう言う食べ方をするのが一般的なのかもしれない」と思いなおし、シナモンパウダーをかけて貰う事にしました。

そして、恐る恐る食べてみると、美味しい!これには本当に驚きましたね~。今まで食べた事のない感じなのはもちろん、フルーツだけれど、フルーツじゃないみたいというか、全く甘くは無いのだけれど、シナモンといい具合に絡み合って実に美味。

「シナモンかけグァバは、日本でも取り入れたらいいのにな~」と思った位です。また、ビニール袋に綺麗に入れてあるので、持ち運びもし易く食べ易いので、子供たちのおやつ代わりに食べさせられるし、暑い中を歩き回って疲れた後のクールダウン、疲労回復にも効果絶大です。

それに、余りなじみのない珍しいトロピカルフルーツなども、気軽に試せて有り難いです。ちょっと食べてみて美味しかったら、丸ごと買って帰るということもあります。

ドラゴンフルーツ

ちなみに、色のインパクトが凄過ぎてなかなか手が出なかったドラゴンフルーツなんかも、このフルーツバーで試したお陰で美味しさを知り、以来、子供たちも大ファンになりました。

スポンサード リンク

このページの先頭へ